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【追記あり】抵抗器をこれから買い揃えるとしたら…

抵抗器はいつも100本単位で必要な種類をその都度購入しているのだけれど,改めて調べてみると,意外と種類を持っていないなあと思った.以下に購入済み抵抗器のオーム数を列挙する.

  • 20
  • 75
  • 100
  • 150
  • 160
  • 220
  • 300
  • 330
  • 510
  • 680
  • 1k
  • 3k
  • 3.3k
  • 4.7k
  • 6.8k
  • 10k

しかし150オームと160オームとか,区別する必要があったのだろうか.誤差5%の抵抗器だぞ.我ながら鈍臭い買い物をしているものだ.

いまもし最初から揃えるとしたら,10, 18, 33, 56, 100, … と10のn/4乗系列と,MIDI規格で必要な220だけにするだろう.【追記】10のn/6乗つまりE6系列 (10, 15, 22, 33, 47, 68) だと入手性が良いとのご指摘を頂きました. (2014-04-19)

ちなみに,キャパシタは0.001uFから100uFぐらいまでだいたい10倍ステップでわりと賢く買っていた.基本デジタル回路しか組まないからそんなものかもしれない.

トランジスタは2SC1815のYランクとGRランク,2SA1015のYランクだけ.すでにディスコンなので,見つけ次第買い足しておかないと.代替品の2SC2458も新規設計非推奨なので,表面実装品(2SC2712)に切り替えていかないといけないね.【追記】2年前にこんな記事を書いていました. (2014-04-19)

フォトカプラはTLP552オンリー.フォトカプラはこいつに限る.これも新規設計非推奨なので見つけ次第追加購入の必要あり.代替品のTLP2962をそろそろ試しておいたほうがよいかな.

他の部品はまた気が向いたら書こう.

Macで連絡先の管理をどうするか

アドレスブックの管理はいつも悩みの種だ.

アドレスブックが分散してもハッピーな事はひとつもないので,ひとまず僕のすべてのアドレスリスト(Gmailアカウントふたつ,iCloudアカウントひとつ)をいったんローカルに書き出して,Google Contacts を使ってマージした.

さて,その後どうしたものか.

Macworld: How Mac experts deal with their contacts によると,結局は標準の連絡先 (Contacts)でいいんじゃね,という結論になっていて心和む.

Google Contacts を連絡先 (Contacts) で編集するのがいいのかなあ.

これまで電子部品の在庫をBentoで管理していたのだけれど,2014年7月末でサポートも打ち切られてしまうし,かと言って FileMaker Pro に移行する気にもなれなくて,Mac App Store を漁って Home Inventory というソフトを購入した.

予備知識ほぼ無しの状態で購入したのだが,これがなかなか正解だった.アイテムを登録していくと,図のような印刷用レポートを作成してくれる.

これはひょっとしてアート展示や考古調査にめっちゃ便利なんじゃない?

というわけで,気持ちがホットなうちにいろいろ登録しておこう.

TEDxが出演者にギャラを払わない理由

昨年 TEDxMeieki でホリエモンの講演を聞いた.

つまらなかった.

彼は明らかにやる気を無くしており,だらだらと喋って,そのまま帰った.僕は結局最後のセッションまで出ずに引き上げた.その後,僕は長い間彼の態度を好ましくないものと考えていた.事実,その印象は半年もの間続いた.

今は違う.彼は最も正しい選択をしていたと僕は信じる.

その理由をこれから書く.

僕はイベントには質の高い低いがあると勝手に思っている.僕が言う質の低いイベントとは,

(1) 主催者が商品を売りたいと思っているがそのことを明示しない
(2) 参加者が儲かる(または理想の自分になる,あるいは有名人と知り合いになる)ための手がかりだけを求めている
(3) 主催者も参加者もやる気が無い

のどれかに当てはまることが多い.

もし質の高いイベントだと思って出演をボランティア(注:無償という意味ではない)で引き受けたあと,当日になってそのイベントの質が低いと知ったら,僕は手を抜くべきだと思う.むしろその場で帰るべきかもしれない.騙されて参加してしまった他のボランティアや,知らずに(チケットを買って)参加してしまった参加者には申し訳ないことではあるが,自分たちに見る目がなかったと思ってその回は諦めてもらったほうが,長い目で見ればイベントごと全体の質の向上につながるだろう.

だから僕は,ホリエモンが正しい選択をしたと思っている.

彼の勇気ある行動のお陰で,僕を含む何人かはそのイベントについての判断に根拠を持てたし,途中で退席するという合理的な道を選べた。

それどころか,TEDxが出演者にギャラを決して支払わず,またチケットを100USD以上で決して売らない理由を身を持って知ることができたからだ.

TechCranchハッカソンで作ったLEDマトリックスドライブ回路には回路図が無かったので,事後に書いてみました.オリジナルのEagleファイルはGitHubに置きました.

SV1: 10ピンMILコネクタ.1-8番をLEDマトリックスのカソード側へ接続.

SV2: 10ピンMILコネクタ.1-8番をLEDマトリックスのアノード側へ接続.

SV3: 10ピンMILコネクタ.1: Vcc; 2: GND; 3: SPI MOSI; 4: SPI SCLCK; 5: XLAT(mbedのGPIOを使用); 6: BLANK(mbedのGPIOを使用); 7: GSCLCK (SPI SCLCK で代用)

SV4: 10ピンMILコネクタ.1-8番をmbedのGPIOへ接続.

この回路へは,マトリックスの1列分(8ドット,12ビット階調)のデータをSPIで流し込みます.列の切り替えはGPIOを8ピン使って行います.デコーダICを入れるとピン数を節約できますが,mbedはピン数に余裕があるのでそこまでしませんでした.

ちなみに...かなり焦って作っていたらしく,2SC1815を使ったつもりがすべて2SA1015を使っていました.A1015もC1815と同じく非推奨になっているので,今のうちに買いだめしておかないといけないですね.

ハッカソン楽しかったー.

僕みたいなジジイではなくて,若者が参加すべき!どんどん飛び込めー!

僕たちは気になるあの子の音楽をシェアして,しかもお近づきになれるという夢のようなヘッドフォンを開発したのだけれど,もっともっと高校生メンバーに仕切りをしてもらったらよかったなあと僕は反省している.

最近はプロデューサ業ばかりだったので,久々にエンジニアとして参加できて本当に楽しかった♪

最優秀賞はNAISTの後輩に奪われたものの,ARMさんとユカイ工学さんから賞を頂いた.チームメイトはじめ,関係者の皆様に感謝申し上げる.

つぶやきのまとめ

ハッカソン1日目を終えて

TechCrunchハッカソンに参加している.1日目の午前中は主催者の説明,基調講演,パートナーからのプロダクト・サービス提供の説明で,午後はアイディアソンとチームビルディング,ハッキング,中間報告という流れだ.

アイディアソンではスケッチブックにアイディアをいっぱい書いていく.僕はビア・トゥ・ビア(B2B)コネクション,もの(Things)のぼっち防止システム,嫌いになりそうな人を近づけない音楽プレーヤ,食べるBTデバイス,インターネット・オブ・トイレ(IoT)などアイディアを出して,チームビルディングに参加した.結局,音楽プレーヤネタで5人のチームが出来上がった,内訳は,ディレクタ(1),デザイナ(1),ウェブエンジニア(1),Androidエンジニア(1),組み込み系エンジニア(僕)とかなりバランスの取れたチーム(ただし全員男)になった.しかも,途中から高校生アントレプレナーが参加してくれて,アイディアに磨きをかけていくことが出来た.

他のチームがもくもくとプロダクトづくりを進める中,我々はギリギリまでアイディアを磨くことに時間をかけた.ディレクタがNYでDJをしていたほどのミュージック・ラバーで,少なくとも僕は彼の音楽への愛を共有したかったし,おそらくメンバー全員が同じ気持だったと思う.

今回のハッカソンのテーマは Internet of Things (IoT) なのだが,プロジェクトの中間発表の段階では,実装がスマホだけで完結してしまう Internet of Nothing になってしまっていた.中間発表後さらに知恵を絞って,絞って,絞って,ブリリアントなプロダクトのアイディアが出てきたので,今日の実装を楽しみにしてもらいたい.

もうひとつの,どちらかと言えば好意的な解釈.

藤沢数希氏は公開された事実を元に合理的な推論を行い,小保方晴子博士が虚偽の発言を行っていると述べている.

これだけのことが全て偶然のケアレスミスで起こるのか?
ありえない。

金融日記:謎はすべて解けた!! それでも、STAP細胞は捏造です

藤沢氏の主張通り,また理研の発表通り,件のNature論文が科学的に不誠実であるのは間違いないように思う.

池田信夫氏は小保方晴子博士の記者会見の様子から,嘘をつきとおせるものかと疑問を投げかけている.

今までの事実を合理的に解釈できる唯一の答は彼女が嘘をついているということだが、あんなに堂々と顔色も変えないで、2時間も嘘をつき通せる人がいるだろうか。そこが最大の謎。

池田信夫 (@ikedanob)

僕も記者会見を拝見して,彼女が天然のヲヂサンキラーであることを割り引いても(注:これは褒め言葉だ),人間的には誠実な対応をしていたように見えた.

前出の金融日記で指摘されている通り,STAP細胞が万能性を持つことを示す必要条件

  1. Oct4-GFPが発現すること
  2. テラトーマができること
  3. キメラマウスができること

だ.いや,僕のような門外漢が断言するのはおかしいが,専門家の間ではそういうことになっているらしい.Natureにアクセプト(採択)された論文にはこの三つが確認できたと書かれていた.

ここからが僕の(どちらかと言えば好意的な)解釈なのだけれど,彼女はこれら三つの必要条件を十分条件と取り違えて信じている可能性はないだろうか.いや,周りくどい言い方はよそう.ひょっとしたら,必要条件と十分条件の区別がついていないのではないだろうか.

だとすると,彼女の意見としては,条件1はクリアしているのだからSTAP細胞は万能性を持つのであり,条件2や条件3はオプショナルなので,論文には書かなくていい.ただ上司や査読者に書けと言われ反論できなかったので,論文を通すために実験結果を罪の意識なく捏造した.STAP細胞は万能性を持つはずだから,近い将来うまく実験をすれば条件2や条件3もクリアするだろう.だから研究不正のつもりは無かった...ということかもしれない.

驚かれるかもしれないが,必要条件と十分条件の区別が出来ない研究者を僕は何人も知っている.彼女がそうかどうかはわからないが,その可能性はかなり高いというのが,彼女の人間的誠実さと科学的不誠実さを両立させる僕の解釈だ.

Image courtesy of Huffington Post.

【追記】藤沢氏の記事には別途訂正が出されている.ただしこの訂正は本稿の内容に影響を与えないため,本稿はそのままとする. (2014-04-17)

自然科学にとって大切な三つのこと

僕は以前,STAP細胞は胚細胞で,STAP幹細胞はES細胞なのではないかと書いた

自然科学において—-これは考古学にも言えることだと思うのだけれど—-,大切なことは三つある.

一つ目は,仮説が無矛盾であること.仮説そのものが矛盾を導出するようでは,その仮説の信憑性が著しく損なわれることになる.もっともここが自然科学と数学の違いでもあるのだが,完璧な無矛盾性が求められるかというとそうでもない.例えば古典力学はそれ自体矛盾しているが,我々はそれを放置する術を知っているので,通常は問題にならない.まあともかく,無矛盾か,無矛盾でいられる「範囲」が明示されていることが一つ目の大切なことだ.ここで単純な間違いをやらかすと科学者としての信用を大いに落とす.これは論文で言うと「原理」を書く章だね.

二つ目は,仮説を証明するための方法論.実験と観測と帰納という大枠はガリレオやケプラーの時代から徐々に洗練されてきたのだけれど,特定の現象はどのようにすれば観測可能になるかとか,どのようにすれば再現可能になるかとか,できるだけ多くの人が後追いできる方法論が求められる.次に述べる結果の重要性に比べると方法論というのは軽視されがちだけれど,新しい現象を確認するためには新しい方法論が必要な場合もしばしばあるため,実は方法そのものも重要だ.これは論文で言うと「実験方法」を書く章だね.

三つ目は,仮説を証明するための証拠すなわち実験(観測)結果.もちろん,この結果は仮説をサポートするものでなければならなく,こじつけてもいけないし,でっち上げてもいけない.結果が思わしくなくても,それはそれで結論ではあるので記録として残さなくてはならない.間違いは許されるが,パーシバル・ローウェルのように悪意も故意も無くても大間違いをしでかした場合には非難されることにはなる.これは論文で言うと「実験結果」を書く章だね.(論文には他に,研究目的,関連研究,考察,結論を書くよ.)

小保方博士の記者会見は,(1)STAP現象が生物学的に無矛盾かどうかについては議論を避け,(2)実験の方法論のずさんさに関しては報告と謝罪をし(白状すると僕はスルーするかと思っていた),(3)肯定的な実験結果は明確に存在すると言及した.

ただ,どれだけ肯定的な結果があったとしても,そこへ至る方法論が正しくなければ結果は無意味になってしまう.今回のケースだと個々の実験手順は標準的な方法だと思うので,実験記録が無いことが致命的だと思う.(本気で捏造したければ実験記録を捏造または改竄するため,今回のケースが悪意のないミスというのはある程度納得できる.)

僕の記事が間違っていればいいのになと思ったけれど,僕はまだ自分の意見を撤回する機会に恵まれていないようだ.

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